雪うさぎ日記

お気に入りのモノや本、趣味のことなど何でもありの雑記帳ブログです。気ままに更新

自分だけの空間

今週のお題「わたしの部屋」

 

築20年以上の中古住宅を買ったのが25年前。この4月でやっとローンが終わりました。

本当は途中で建て替えたかったのですが、いろいろ事情がありできず、(一番はお金がなかったから)増築やらリフォームやら、手直ししながら住んでいます。

昨年2階の壁・天井をリフォームした際、他の部屋への通路となっていた部屋を自分のスペースとして使うことに決めました。増築のため通路になった部屋で、通路であることに変わりはないのですが、砂壁を白っぽい壁紙に変えたらすごく明るくなって、居心地のいい部屋になりました。

六畳の通路部屋。そこにタンスとドレッサーとパイプハンガー、子供が使っていた学習机を置いています。学習机でパソコンしたり、趣味の韓国語したりするはずでした。が、やはり通路は通路。結局前の記事で書いたように、何かをするのは1階のリビングとなっています。

それでも時々、ポータブルテレビを持って行って一人でゴロゴロするのが嬉しいです。お風呂上りにドレッサーの前で化粧水や乳液,をつけてぼーっとしてるのが好きです。ドアを閉めて自分だけの空間、自分だけの時間を持てるのはとっても幸せなことだと感じています。

シニアになって、もう時間が限られていると意識するようになりました。年金もらうまであと5年、あと5年会社勤めを続けます。きれいな恰好して毎日外に出かけるのもあと5年。だからこの5年のうちに、心ゆくまでおしゃれしたい。全身映るスタンドミラーも持ち込んで、手持ちの服をとっかえひっかえ、一人ファッションショーをするのも楽しいです。

朝の忙しい時間に「何着ていこう?」と焦ってイライラしていた若い頃。今もまったく同じことしていますが、今はそれが楽しいです。時間がないのは一緒なのに全然イライラしないのは何故?きれいになった自分だけの部屋(通路だからホントは違うけど^^;)、自分だけの空間がきっと良いように作用しているんだと思います。

女性の居場所は台所やリビングだけじゃない。一人になれるのはトイレだけというのも悲しい。わたしの部屋は無理でも、わたしだけの空間を持つことで、なにかしら心に余裕が生まれるのじゃないかなぁと思います。