①からの続きです。
買い物の楽しみがなくなったーーーーなんとかして買い物の楽しみを取り戻したいーーーーと思ってしまったんです。なんででしょ?
今までだってそれほど買い物好きではなかったし、買い物でストレス発散!というタイプでもなかったのに。逆のこと思っちゃうんですね。ほんとになんで?
更に、こんまりさんの片づけ祭では、本当に気に入った物を残すというのが主題で、わたしはそこにも引っかかってしまいました。
残した物は「わたしが選んだ物」だけど、本当に本当に気に入った良い物かというと、そうとも言い切れない。もっと良い物が欲しい、本当に気に入った物だけにしたい!と思ってしまったんです。どうしてそこでカンペキ主義を出してしまうのか。
それからは何か必要になって買い物をすると、本当に気に入った物が手に入るまで、同じ種類のものをこれでもかーこれでもかーと買ってしまうのでした。結果これもダメ、これもまだダメ。絶対なんかおかしい。大事なところからズレている。
わたしは買い物が多くなりました。
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昨年家をリフォームしました。今まで真壁だった部屋が大壁になったため、部屋も収納も一回りコンパクトに。部屋の使い方も収納も見直しが必要になりました。そこで再び断捨離です。
今回はやましたさん提唱の断捨離。一生に一度の片づけ祭はもう終わっているので、別の見方が必要だと思いました。断捨離関連の本を図書館から借りて片っ端から読みました。ほぼ同じことが書いてありました。どれか一冊でいい。たまたまスーパーで手にした本を基本に断捨離にチャレンジです。
『PHPくらしラク~る♪2021年10月増刊号:お家にいる今こそ! 断捨離 やましたひでこ監修 特別保存』
具体的で簡潔にまとまっているので読みやすいです。迷ったらこの本に戻って確認しながら、作業を進めていきました。
今回はマジで本当に自分の思い込みにメスを入れていきました。趣味で長く折り紙をしていたのですが、ここ数年は遠ざかっていました。定年して時間ができたらまたやろう、と思っていた趣味。でも端っこが色あせ、ヨレっとなった紙を見たとき、長くとっておいても使えなくなるだけだと、ようやく気がつきました。今使ってくれる人に譲ろう!
それからはメルカリ三昧です。儲けようとは思っていなかったので、かなり安く売りました。メルカリあるあるですが、思いがけない物が売れてびっくりしたことも数しれず。特に和紙は他の趣味の方が買ってくれたりして、知らなかった世界を垣間見ることができ良かったです。踏み切るまでは抵抗があったメルカリを、思いのほか楽しんでいました。
けれどメルカリも時間と気力が必要です。気遣いも。だんだん負担になり、早く売り切ってメルカリから離れた〜い!と切に思うようになりました。メルカリが終わったら本当にしたかったことをしよう!! ひとつ趣味を捨てたら、別の世界が目の前に広がっていました。あれもやりたいこれもやりたい、メルカリが終わったら。
どころが、
これで終わりと決めていた物を売って、メルカリも「おしまい」になってしまったら、なんと何にもする気がなくなってしまったのです。
家は物がなくなってスッキリしました。多分自分で管理できるくらいのモノの量です。断捨離成功!…?…でもわたしのやる気まで断捨離されてしまった、そんな気分です。何故だかわかりません。やりたかったことのどれ一つも全くやる気が起きないのです。
③へつづく